小説【意志のために意志を捨て去る】喪神状態のススメ 小説家・五味康祐の処女作『喪神』では、欲望を制する克己や勇気などが真の欲望を阻害するものとして描かれ、本能こそが重要なのだと語られる。この記事では意志任せではなく、本能に身を委ねる「素直な生き方」を検討する、意志アンチの記事となっています。 2020.09.30小説本の紹介
心理学すべては幻想である──ある神経症者の自意識から|唯幻論始末記 「すべては幻想である」。1977年の『ものぐさ精神分析』にて〝唯幻論者〟岸田秀はかつてそう唱えました。42年が経ち、2019年の『唯幻論始末記』で、岸田は「はなぜ唯幻論を唱えたのか」を弁明します。母の愛に苦しんだ神経症者の人生の紹介記事。 2019.02.12心理学本の紹介