本の紹介

詩集

【銀色夏生の言葉たち】ストイックな詩人のぼんやりした姿

詩人・銀色夏生の写真詩集『微笑みながら消えていく』から興味深い詩文を紹介する記事です。「感動にみちた直立不動」や「ぼんやりした姿」「知らない価値はキョーミがない」「負けを内包して生まれた人」といったユニークな言葉たちを取りあげます。
文芸書

【幸せになるには】悩みが多い人は自分が大好きなだけ|+言語ゲーム

はあちゅうの『半径5メートルの野望 完全版』を片手に、人がハッピーになるにはどのような考え方・方法・姿勢でいればいいのかを考えています。言語ゲーム論を参照しつつ、「自分」や「幸せ」について取りあげているので、幸せ迷子の人の参考になる…かも。
小説

【小説を書くとは】世間知らずの娘が書いた世界文学|嵐が丘

小説家志望の人はしばしば「自分の知識や経験は小説を書くのに相応しいのかどうか」で悩みます。ところが『嵐が丘』という世界的な傑作を書いたエミリー・ブロンテは「世間知らずの田舎娘」だった⁉︎…これってどういうことなの?ってことを紹介してる記事。
小説

【意志のために意志を捨て去る】喪神状態のススメ

小説家・五味康祐の処女作『喪神』では、欲望を制する克己や勇気などが真の欲望を阻害するものとして描かれ、本能こそが重要なのだと語られる。この記事では意志任せではなく、本能に身を委ねる「素直な生き方」を検討する、意志アンチの記事となっています。
小説

【MOTHER】小説版で描かれる母性の神話|+オカルトとユング

伝説的な名作ゲーム『MOTHER』。久美沙織による小説版では「男女関係」だけでなく「母子関係」にまで目配せされています。当記事では本作品に描かれた「母性」をオカルトブームやジョン・レノンの平和運動、ユング心理学に触れながら紹介していきます。
漫画

【河童の三平】なぜ河童は薄情で、タヌキは親切なのか|+柳田國男

水木しげるの『河童の三平』で主人公の三平に対して河童は薄情で、タヌキは親切に見えるという謎があります。この記事では河童とタヌキの態度の違いを竹内敏晴の「里ー野ー山」や柳田國男の「平地人ー山民ー山人」などのアイデアを参照しつつ点検します。
藝術

【プライベート・ビデオ講座】撮影者の生理で映像を感じる|編集編

詩人の谷川俊太郎と楠かつのりによる映像に関して語りあう対談本『これは見えないものを書くエンピツです』を、デザイナーの寄藤文平の『絵と言葉の一研究』も参照しつつ、「わかりやすさ」や感覚や生理の話題と絡めつつ〈編集〉の意味や理念を取りあげます。
藝術

【プライベート・ビデオ講座】ガジェットの意味と使用者のモラル|撮影編

詩人・谷川俊太郎と楠かつのりによる『これは見えないものを書くエンピツです』を取りあげ、「動画の時代」におけるビデオカメラというガジェットや「人を撮ること」の窃視症的な恐ろしさを紹介し、「プライベート・ビデオ」に入門する心構えを提供します。
藝術

【B’z物語】稲葉浩志と松本孝弘を詩人に見立てる|+萩原朔太郎

吹上流一郎によるロックバンド・B'zの評伝本『B'z物語』を取りあげます。ミュージシャンである稲葉浩志と松本孝弘に関して紹介している文章を、萩原朔太郎の『詩の原理』で描かれている詩人の観念でリミックスした記事になっています。
文芸書

【銀色夏生】微笑みながら消えていくものを求めて|+中島みゆき

詩人・銀色夏生による「写真詩集」である『微笑みながら消えていく』のあとがきに書かれている「心をこめて詩を書ける理由」を中島みゆきの楽曲「命の別名」の歌詞をリミックスすることを通じて、「微笑みながら消えていくもの」が何なのかを楽しむ記事です。
人工書

【ロボットと人間の未来学】知能化としての生命の進化|最後の講義

ロボット研究者・石黒浩の『最後の講義 完全版』における「無機物化」や「知能化」などの用語を『劇場版 機動戦士ガンダムOO ―A wakening of the Trailblazer―』や小松左京の「未来学」の構想と絡めて楽しむ記事です。
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